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名護のブラジル食堂が想像以上にブラジルな件。


今日は名護に来たついでにブラジル食堂で昼ごはん。

 

以前来たのはコロナ前だから4年ぶりくらいか。

 

店内の雰囲気は以前のままだ。

 

ブラジル人らしい若いご夫婦(勝手な憶測)が食事をしていた。

 

 

沖縄そばのメニューもあるのだが、

 

やはり折角なのでブラジル料理を食べたい。

 

フェイジョアーダも美味いけど、今日はガリンニャアサ―ドを注文する。

 

ブラジル風の焼鳥である。ガチブラジリアンではなく、日本人にも食べやすいようにアレンジされている。

 

こちらがガリンニャアサ―ド。ライス付きなのが日本風。

 

柔らかく煮た鶏肉をさらに揚げてあるのだろうか不思議な食感。

 

にんにくがガッツリ効いたトマトソースが美味いんだよね。

 

パスタにからめてちゅるちゅる食べるのがまた美味い。

 

チーズや鶏肉、ひき肉をパイ生地で包んだパステウも美味い。何喰っても美味い。

 

美味いしか感想がない。美味すぎたのでパステウ、テイクアウトしてしまった。

 


食事をしていると7~8人の団体がどやどやと入ってきた。

 

顔立ちは東洋人だがポルトガル語(多分)を話している。日系ブラジル人だろうか。

 

何を話しているかはさっぱり分からないがサントスという単語だけは聞き取れた。

 

サントスってカズがサッカー留学していた場所ではなかったか。そんなことをボンヤリ考えて

いると、隣のブラジル人夫婦(多分)がサントスという言葉に反応したのである。

 

「あんた達サントスから来たの?俺もサントスだよ(想像)」

「まじで!サントスどこよ。何丁目?(適当)」

「俺ら2丁目。えっ何中?(おそらく)」

 

いきなり会話が2オクターブ位高くなったのである。

 

頭の上を飛び交うポルトガル語(多分)を聞きながらサントスの下町にある食堂に迷い込んでしまったような錯覚に陥った。

 

時空の割れ目に落っこちて今ブラジルにいるのだろうか。

 

もうちょっとこの異空間の中に居たかったけどそろそろ行かねば。なんだかタダで海外旅行したような楽しいひと時だった。

 

 

ブラジル食堂でもし運が良ければあなたも時空の流れを超えてブラジルの何処かの街に迷い込んでいるかもよ。

 

 


オリジナルチキンも美味いぞ。