沖縄に長期間滞在しているとラーメンが食べたくなる。
当方福岡県民であるが故、どうしても体が豚骨ラーメンを求めるわけだが、嬉しいことに沖縄でもラーメン屋さんが増えてきた。
沖縄のラーメンの老舗と言えば「琉球新麺通道」さん。多分本格的な豚骨ラーメンはこちらが初めてだと思う。
沖縄で豚骨ラーメンが食べたくなるとこちらに良く通っていた。
2021年の「食べログ」調べだが、沖縄におけるラーメンと沖縄そばの提供店舗数は、なんと沖縄そば専門店が247店(居酒屋、食堂、レストラン等での提供を含む608店)に対してラーメン専門店は324店という事でラーメン専門店が沖縄そば専門店を上回っているのである。
豚骨から醤油、塩、つけ麺とすべてのジャンルのラーメンを食べることが出来る。これはここ10年の大きな変化だと思う。
そして最近では「沖縄そば」っぽいラーメンとか「ラーメン」っぽい沖縄そばといったハイブリットなメニューも増えている。
沖縄は元々そば文化であり、それゆえ後発のラーメンはそれまでの概念に縛られることなく新しいスタイルを提供できるのであろう。
というわけで今日の昼飯はラーメン一択。
以前から車で近くを通るたびに気になっていた「味の蔵」というお店にやってきた。
「尾道ラーメン」という看板に惹かれてやってきたのだが豚骨や味噌もやっているらしい。
「北海道・函館旨塩ラーメン」そそるネーミング。函館で食った塩ラーメンが美味かったんだよね。
海鮮の出汁の効いたスープが絶品で塩ラーメンがこんなに美味いとは。北海道恐るべしと思ったものである。
味噌も美味そう。
「博多とんこつ」もやってる。この赤いどんぶりが分かってるじゃない。迷うわ~。
しかしながらここは初志貫徹。「尾道ラーメン」を注文した。
こちらが「尾道ラーメン」
味玉トッピング、大盛り。実は「尾道ラーメン」を食べるのは初めてである。
尾道ラーメンとは広島県東部のご当地ラーメンで、豚の背脂がたっぷり浮かんだしょうゆベースのスープが特徴。尾道の屋台で提供されていた中華そばがルーツなんだそうだ。
醤油スープの良い匂い。鶏ガラスと煮干し?かな。すっきりとした醤油味。麺は中太麺。
背脂もそれほどしつこくなくアッサリ大盛り完食である。
久しぶりに食べる醤油ラーメンも美味いね。
沖縄のラーメン界もニュータイプのお店が次々出来ているようなのでまたレポートしたいと思います。
ではまた。