終わってしまいましたね「ちゅらさん」再放送。
昼飯を食べながら毎日楽しみに観ていたのですが、ぽっかりと穴が開いてしまったような。まさに「ちゅらさん」ロス。
久しぶりに見るとすっかり忘れてしまっているシーンも多く「ああそうだったなぁ」と懐かしく思い出しながら見ていた。
今日はそんな「ちゅらさん」に出てきた首里石畳道沿いにある劇中で那覇の古波蔵家として登場した界隈は今どうなっているのか歩いてみたいと思う。
この界隈は散歩道としても素敵な場所でよく訪れている。
先ずは首里城から少し南に下がった真玉道から歩いていきたい。
当時の琉球王府によって整備され、日本の道100選にも選ばれている真玉道、狭い石畳の道は両脇を樹木に覆われ昼でも鬱蒼としている。
降りていく道の途中にあるのが「石畳茶屋真珠」さん。
テラスからは那覇市内が一望。
暑い日、汗をかいた後はここでぜんざいでも食べて行きましょう。
さらにダラダラと坂を下っていく。
金城村学校跡を過ぎてさらに進むと立派な石敢當が出てくる。
これを左に折れると天然記念物の首里金城の大アカギの木がある。
今まで行ったことは無かったのだが、ちょっと寄り道。
普通の住宅街の細い路地を進んで行く。
内金城の御嶽があり、さらに進むと鬱蒼とした森の中に入っていく。
そして現れるのがこの大アカギである。樹齢は300年以上とか。
首里の住宅街の中にあるというのが驚く。もはや「トトロ」か「もののけ姫」の世界である。
では元の道に戻ってさらに下ると、
日曜日だけやってる音楽喫茶音猫さん。
親戚の家に遊びに来たような古民家でくつろぐ。
おそらくこの家で一番偉いであろう猫さん。一切愛嬌なし。
音猫さんの斜め向かいにあるのが那覇古波蔵家。
少しずつ廃れていく感じがなんとも物寂しい。
11月だというのに歩いていると結構汗が出てくる。
恵文さんが家出する恵里をタクシーの中から見送った金城村屋はそのまま。
不思議なもので街のたたずまいや建物は変わっても道の形は変わらない。
昭和初期の付近の写真だが今と全く同じ道が写っている。
金城大樋川から金城村屋を望む。
石畳道終点。
私はいつもこの先からバスに乗って安里方面に戻る。
このルートは時間にして30分程。
首里の金城の近辺は適当に歩いていると何処に出てくるか分からない面白さがある。意外なところに素敵なお店を見つけたりもする。是非皆さんも一度迷子になりに行ってください。
NHKの皆様、「ちゅらさん」を再放送してくださいましてありがとうございました。ちゃんと受信料払いますので是非また5年後位に再放送お願いします。
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