本日は大人の社会科見学と称して沖縄県恩納村にある「国立研究開発法人・宇宙航空研究開発機構JAXA沖縄宇宙通信所」(長い!)にやって来た。
以前から行って見たかったのだがコロナで展示施設が閉鎖されていたため、やっとこさ念願かなっての訪問である。
なんか見えてきた。
宇宙を睨むパラボラアンテナにレーダードーム。
もうこれだけでワクワクしてくる。
沖縄宇宙通信所は人工衛星の追跡管理を行うJAXAの施設で、宇宙開発について学べる展示室がある。
正面玄関入り口。
四つの展示室があり入って左からのまずは第一展示室へ。
こちらでは現在宇宙を飛んでいる日本の衛星の現状を知ることができる。
あらためて見ると沢山の衛星が日本の上空を飛んでいるのが分かる。
第二展示室では国際宇宙ステーションや現役の日本の宇宙飛行士のプロフィールが紹介されている。
宇宙ステーションでの活動の様子も紹介されている。
おなじみ国際宇宙ステーションと有人実験施設きぼうの模型。
2025年2月以降にクルードラゴン10号機で宇宙に行くことが決まった大西飛行士。
こちらは第三展示室。
日本の宇宙開発を支えたN系・H系ロケットの模型が写真と共に展示されてある。
子供の頃Nロケットの打ち上げをかたずを飲んででテレビの前で見つめていた。
Nロケットはいつも打ち上げに失敗していた記憶がある。また失敗かと子供心にがっかりしてたものである。
それがH-1、H-2 、H2BからH-3へ。発展しましたなぁ。
こちらには他にも歴代の気象衛星の模型が飾られている。
日本の観測衛星で一番記憶に残っているものと言えば「気象衛星ひまわり」
「では気象衛星ひまわりからの映像です」という天気予報ではおなじみのセリフ。
こんな形だったとは。今から見るとクラシカルなスタイルがかっこよい。
打ち上げられたのは昭和58年か。
日本人の生活に革命的な変化をもたらした気象衛星。お役目が終わった今も宇宙のどこかを飛んでいるのだろうか。
第四展示室にはこれまでの日本の宇宙開発の歴史や宇宙について楽しく学べる情報ルームやビデオルームもある。
正直に言ってこれほど展示が充実しているとは思わなかった。
子供連れの見学者が多かったがどちらかというとお父さんの方がガッツリはまり込んでいた。
この施設の事は地元沖縄の方にもあまり知られていないのが残念だ。
大人が楽しめる施設です。是非一度皆さんも足を運んでください。
無料だし。