今日は小樽にやってきた。
小樽の運河辺りをぷらぷら散策して、寿司でも食って余市にあるニッカウヰスキーの余市工場を見学しようと思っていたのだが、なんと工場見学の予約は1ケ月先までびっしり埋まっており、当日では受け付けてもらえなかった。
2019年にも行ったことがあるのだがその時は当日飛込でも入れてもらえた。
見学ツアーには申し込んでいなかったが工場見学をすることが出来た。
現在はガイドツアーのみらしい。残念。
先ずは北海道に上陸して初めて訪れた「小樽住吉神社」さんにお礼参り。
6月16日にここを訪れ、これからの旅の安全を祈願した。あれから約1ケ月。
なんとか無事にここまで帰ってくることが出来た。
今日は夏の例大祭という事で沢山の参拝客でにぎわっている。
縁日、いいよね。夏だ。
明日はいよいよ北海道を離れる。
最後まで無事に旅を続けられますように。
海が見える。
前回来たときはカラスに襲われゆっくり景色も見ることが出来ず立ち去ったのだが、素晴らしいロケーション。
今日もまたカラスに襲われるんではないかと少しビビっていたが、これだけ人出があれば心配ない。
ざまみろカラスである。
神社からの帰り道、古本屋さんを見つけた。
帰りのフェリーの中で読む本でも探そう。
東直己、「探偵はバーにいる」が100円で売られていた。
この本は大泉洋主演で映画化されたススキノを舞台にした作品の原作で一度読んでみたいと思っていた。
18時間のフェリー旅で読むにはちょうど良い分量だ。
駐車場に車を置いて小樽駅までやってきた。
小樽駅前はものすごい人出であった。
快晴の日曜日にお祭りも重なり、北海道民から観光客まであふれかえっている。
これは何処に行っても人だらけだろう。
というわけで本日は撤退。小樽観光は次の機会に。
こちらは2020年2月に小樽に行った時の写真。
この時は気温が1.21℃。快晴。キンッと冷えた空気の中を歩くのは実に爽快だった。
やっぱ北海道は冬が良いね。
その時の小樽駅構内。
父の仕事の関係で3歳から9歳まで小樽で過ごした石原裕次郎さんの等身大パネルが展示されていた。
さてこれから何処へ行くかである。
余市の工場見学も中止、小樽観光も中止。予定が全部なくなってしまった。
それならばと、まだ行っていない道の駅がある羊蹄山方面に行ってみることにした。
ここからは山越えだ。
くねくねした山道を登っていると毛無山展望台なるところに出た。
休憩スペースがあるので寄っていくことにする
小樽市街が一望。なかなかの絶景である。
増毛町方面を望む
昨日は増毛町を通り今日は毛無山これは面白いと思ってネットで調べてみると、晴れた日に毛無峠から増毛町が見えた場合に毛が生えるといういい言い伝えがあるそうだ。
実際小樽市の公式サイトにも毛無山展望台の概要欄には「毛無(けなし)から増毛(ましけ)を望める」ということから、髪の薄いオッサン達にとっては縁起の良い場所と紹介されている。
うっすらと増毛町が見えるんだが。これは毛が生えるかも。
増毛町の方角に向かって頭頂部をなでる。
気分よくドライブを再開。
道の駅「あかいがわ」
393号線を通って倶知安を抜け京極方面へ。
峠道を超えていく。
羊蹄山が見えてきた。
雲のかかっていない羊蹄山を見ることが出来た。
京極ふれあいセンターにある京極温泉でひとっ風呂。
町営の広くて綺麗な温泉施設である。
露天風呂から見える景色が素晴らしいのである。
目の前に羊蹄山がドンとそびえ立っている。
その姿は立派なとか、悠然としているとか、風格があるとか、堂々としているとか、そんなちゃちな言葉では語れぬ威厳がある。
思わず見とれてしまった。入浴料600円の露天風呂からこんな雄大な景色が見られるなんて最高ではないか。
周りを見ると一緒に露天に入っていた人たちは特に興味も無さそうである。
地元の人にとっては日常のありふれた景色なのだろう。
しばらく眺めていたが、何故か敵愾心というかライバル心が沸き起こってきた。
羊蹄山は蝦夷富士とよばれ北海道の代表であるならば、私はこの場においては九州の代表である。
負けられぬ。
すっくと立ちあがり、私の股間の一物を羊蹄山に見せつけたのである。どうだと。
にらみ合いは10数秒も続いただろうか。
やがて今回は引き分けという事で矛(ち〇こ)を収めた。
なんでこんなことをしたのか、今となっては思い出せぬ。多分のぼせてたんだろうね。
ふれあいセンターのキャンプ場でテント泊したかったのだがなんとここも予約で一杯。
仕方ないので道の駅「京極」で車中泊。
もう車中泊、飽きちゃったよ。
本日の走行距離204km