北海道プラプラ旅も終盤。
当初の予定を変えて7月15日苫小牧発、敦賀行きのフェリーで帰ることにした。
7月いっぱいくらいまで北海道を満喫しようと思っていたのだが、7月に入ってから急に観光客も増え、それにも増して北海道民が観光に繰り出し始めたのである。
何処に行っても人で一杯である。安いホテルはないし、キャンプ場も予約が取れないありさま。
そろそろ福岡に帰る時が来たようだ。
北海道の最後はオロロンラインを通ってみたい。というわけで再度北上する。
275号線に沿って北上。
古びた駅舎がいきなり現れた。沼牛駅とある。
ここは幌加内町に現存している旧深名線の沼牛駅である。
平成7年に深名線廃止と共に役目を終えた駅舎だが地元の方が保存会を立ち上げ地域の歴史を物語る歴史的建造物として保存利用活動を行っているらしい。
外からのぞいてみると、写真や案内板があったりする。
こちらは個人で管理しているので通常は非公開。イベントなどの時に一般開放を行っているらしい。
興味のある方はこちらを。旧深名線沼牛駅ホームページ
「鉄道員(ぽっぽや)」の世界だね。
こちらの信号機も2020年に有志の方々が復元したらしい。
道の駅「森と湖の里ほろかない」
そば畑が広がっている。
そば畑で見つけた看板。
こういうヤバい人は何処にでもいるよな~と思ったら、正式な「幌加内町そばの里大使」だそうで、北海道では人気のローカルタレントさんらしい。そのうちに大泉洋みたいに全国区になるんだろうか。
幌加内町に入る。
幌加内町は人口1232人(2024年)町としては北海道で最も人口が少ない。
このカントリーサインの由来は昭和53年に戦後の国内最低気温-41.2℃を記録したことによる。
展望台から朱鞠内湖を望む。
朱鞠内湖キャンプ場で休憩。
朱鞠内湖はキャンパーに人気のキャンプ地だが2023年に釣り客の男性が熊に襲われて死亡している。
そしてなんと今年の6月18日にも熊が現れ利用者9人が避難する騒ぎがあったそうだ。
この日はキャンピングカーが一台だけ止まっていた。
ここでもカブライダーさん発見。
この方は高松から来ている。
ここでキャンプしてたのかな。熊怖くないのかな。
ここにも熊出没注意の看板。
そりゃ出るだろうね。美深市街まであと18km
美幌峠を越え美深町に入る。以前車中泊した場所だ。
結構標高の高い峠だ。
道の駅「ピンネシリ」
やっと峠を越えた。ここからは浜頓別町へ。
道の駅「北オホーツクはまとんべつ」
今日はクッチャロ湖キャンプ場でテント泊をする。
湖の周りはガッツリ、熊が出没している。
不安になってキャンプ場のスタッフさんに聞いてみると「キャンプ場には人の匂いがたっぷりついているから熊が出ることは無いと思いますけどね・・・・多分」との事である。なんか不安。
阿寒・摩周国立公園にあるのは屈斜路湖。
ここ浜頓別町にあるのはクッチャロ湖である。
クッチャロ湖なんてあるのは北海道に来て初めて知った。
広々とした芝生のチャンプ場。
20組くらいキャンプしていた。これだけ人がいれば熊は来ないだろう。
くまのみ号とクッチャロ湖畔
クッチャロ湖は夕陽の名所だそうだ。
夕陽を肴に友人から貰ったウイスキーを飲む。
夕陽は途中で雲に隠れてしまい、最後まで見ることは出来なかった。残念。
熊にビビりながら就寝。
本日の走行距離218km