北海道車中泊プラプラ日記7月2日火曜日旅17日目


今日は旭山動物園から天気が良ければ美瑛まで足を延ばしたいと思う。

 

旭川市旭山動物園である。ずっと旭川動物園だと思っていた。

 

前回訪れたのは2019年の2月であった。

 

その時の気温は―5.8℃。福岡県民が生きていける気温ではない。

 

とにかく寒かった。

 

いくつかの展示を見てとっとと室内のレストランに避難した。

 

 


今日は気温22℃。快適である。

 


前回、寒かったがどうしても見たかったのは狼。

 

アイヌの人たちがホㇿケウカムイ(口の大きい神)と畏敬の念をもって呼ぶ森の守り神だ(ゴールデンカムイより)

 

カナダからやってきたシンリンオオカミのケンとマース。

 

やはり犬とは違う生き物だ。動物園で飼育されているとしても目つきが野生の本能をいまだに宿しているように見える。

 

この時見たケンとマースに会いたかったのだが残念ながら2頭とも無くなってしまったようだ。

 

現在はその子供たちであるレラ、ワッカ、ノウチがいる。

 

こいつらである。寝てるところは普通の犬だね。

 

全く何の威厳も感じられない。

 


やっぱヒグマ、怖っ! 顔、デカッ!

 

ヒグマは肉球が厚く音もなく背後から忍び寄ってくるらしい(ゴールデンカムイより)

 

しかも100mを10秒くらいで走るらしいので狙われたら絶対に逃げられない。

 

どうか北海道滞在中にヒグマに出くわしませんように。

 

 

室内にいたヒグマ。まだ子供だそうだがタイヤをブンブン振り回していた。

 

キョーボー。

 


これも前回見たペンギンパレード。残念ながら冬しかやってないらしい。

 


サル山。

 

おさるはいいねーノンキで。

 

そういえば、この前かつての同業者から「いいですねーくまのみさんは仕事辞めてからノンキで」と言われた。私も他人から見ればこんな風に見えるのだろうか。遺憾である。

 


少し青空も見えてきたので美瑛方面に向かう。

 

近づくにつれて、天気がどんどん回復してきた。

 


道の駅「びえい丘のくら」でスタンプ収集。

 


パノラマロードを通って三愛の丘に行ってみる。

 

快晴。初夏の北海道。

 

夏の雲だ。

 

赤いとんがり屋根の東屋とトイレと小さな駐車場があるだけの小さな公園。

 

あまり観光客も来ないので一人でしばらくのんびりできた。

 

 


美しい丘の景色が続く。

 

何処を走っているのかさっぱり分からないのだがアップダウンのある道を適当に走っていると次々と美しい景色が現れる。

 

何処を切り取っても絵になるね。

 

 

写真ではちょっと分かりにくいが、新栄の丘から十勝岳、美瑛岳を望む。

 

「新栄の丘」。360度のパノラマが美しい。

 


さらに車を走らせて「四季彩の丘」へ。

 

なぜかここには中国や韓国の観光客がごっちゃりいて、落ち着かないのでとっとと退散。

 

 

四季彩の丘ロールちゃん。

 


パノラマロードへも行ってみる。

 

ここは北海道のガイドブックにも必ず乗っている、ケンメリの木だとかセブンスターの木があるところだ。

 

 

こちらが「ケンとメリーの木」

 

ポプラの木だそうだ。

 

1972年の日産のCMに登場したそうで、当然わたしもCM見たことがあるはずだがまったく記憶がない。

 

よって何の感慨もわかぬが今回の北海道旅行はあえてベタな観光地を巡ることを主な目的にしているので取り敢えず廻ってみることにする。

 

 


「セブンスターの木」

 

タバコのパッケージの写真に使われたそうだ。

 


ジャガイモ畑。

 

夏の草原。

 

ここをゴロゴロと転げまわりたい衝動に駆られる。

 

もちろん他人様の土地であるから進入禁止。

 

「みんなで立っている木」

 

 

「二人で立っている木」

 

「一人で立っている木」

 

 

以上は私の命名である。

 


結構走り回ったら夕方になってしまった。

 

明日も天気は良さそうなので富良野は明日行くとこにして、今日も旭川で一泊することにする。

 

道の駅「あさひかわ」のラーメン屋さんで味噌ラーメンを食べて本日は終了。

 

ピリ辛でにんにくがきいている。チャーシューが美味かった。

 

 


本日の走行距離175km