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北海道車中泊プラプラ日記6月22日土曜日旅7日目


今日は襟裳岬に行って見たいと思う。

 

236号線を南下。

 

幸福という看板が出てきた。

 

ひょっとしてあれか?

 

とりあえず看板に沿って行って見ることにした。

 

一時ずいぶんと話題になった、幸福駅。もちろん今は路線が廃止されているので駅舎だけが残されているのであろう。

 

トイレやショップもあってチョットした公園として整備されているようだ

 

絵馬も売られている。

 

ほとんどが誰誰君と結婚できますようにとか幸せになれますようにとかが多い。

 

こんなのもある。

 

最後はやっぱ金だよね。

 

幸福駅があるからには愛国駅も残っているのだろう。

 

地図を見てみると通り過ぎているようだ。愛国駅は次の機会に。

 

 


さらに236号線を南下。

 

大樹町に入る。

 

畑の真ん中に派手な色彩の建物が現れた。

 

こちらは大樹町宇宙交流センターSORA

 

大樹町多目的航空公園は大樹町にある場外離着陸場。1995年にオープン。現在JAXAや防衛省、大学研究機関が各種実験を行っているらしい。

 

 

この大きな建物は以前は飛行船が格納されていたんだとか。

 

センターの中に展示室がありロケットの模型などが展示されている。

 

ボランティアの方々が来場者に説明していた。

 

展示物の中で私が食いついたのが、日本の航空機開発の歴史をまとめたこの年表。

 

しかもこれ日本に航空機が導入された1910年から、航空機をメインに絵付きの年表にしている。

 

 

日本人による初飛行は1910年。

 

東京・代々木練兵場で陸軍の徳川好敏大尉により初めて日本の空を飛んだのである。

 

その時に使用されたのがフランスから輸入されたアンリファルマン機であった。

 

この年表を見るとそのわずか1年後には日本人の制作による飛行機が作られている。

 

そして1945の終戦までに日本で作られた飛行機が余すところなく描かれている。

 

凄い!凄すぎるこの年表。こんなの初めて見た。これ見ただけでも北海道来てよかったわ!

 

これポスターとかにして売ってくれないもんかね。絶対に買う。

 

 

床に貼られていた十勝地方の航空写真。

 

モザイク模様が美しい。

 


いや~いいもの見たなという余韻をもって一路襟裳岬を目指す。

 

とにかく天気が悪い。しかもどんどん悪くなってくる。

 

風が強くてバンバン波しぶきが上がってくる。

 

襟裳町のカントリーサインはトドなんだね。

 

やっとこさ襟裳岬到着。

 

案の定なんも見え~ず。

 

襟裳岬灯台

 

1887年に起工。大戦中に爆撃され現在は二代目。

 

 

やっぱり岬は晴れたからっとした天気の時も良いけれど、こんな霧に包まれた岬も良いね。

 

 

襟裳岬突端。

 

ゼニガタアザラシの生息地だそうで通年いるらしいのだが、この日は確認できず。

 

襟裳岬の歌碑が立っていた。

 

島倉千代子版と森進一版があるのだが我々になじみがあるのはやはり森進一の方だろう。

 

作曲は吉田拓郎だったのか。

 

せっかくここまで来たので森進一の物まねで襟裳岬を歌ってみる。

 

何故か前川清になる。

 


襟裳岬を後にする。本日は釧路で一泊するつもり。

 

 

広尾町を過ぎ浦幌町に入っていく。336号線をひたすら東に進む。

 

行けども行けども畑ばかり、こんな光景が延々と続く。

 

全く景色の変わらないまっすぐな道を走っていると眠気が半端ない。

 

どこかで休憩したいのだがコンビニさえない。

 

やっと見つけたセイコマ。まさに砂漠のオアシス。

 

 

北海道メロンクリームソーダで一息つく。

 

この際だからセイコーマートの会員になった。

 


五時過ぎに釧路到着。

 

釧路河畔にあるホテルに宿泊。ここの露天温泉が気持ちよいのですよ。

 

飲み屋さん街にも近いので軽く飲んで9時には爆睡。

 

走行距離365km。

 

バカじゃないの!