· 

あのお店は今どうなっているのか。ゲンキ食堂。


最近、あやぐ食堂さんが10月をもって閉店。美栄橋にあったハイウエイ食堂もしばらく休業状態であったが結局閉店。

 

なんか、なじみの食堂がどんどんなくなってきている。

 

2023.10.03 沖縄メシ さよなら、あやぐ食堂。

 

コロナ禍で全く行けてなかった、あのお店は今どうなっているんだろうか。

 

行ってみることにした。


まずはゲンキ食堂さん。

 

壺屋の住宅街の細い道を登っていくと現れる。のぼりが翻っている。

 

営業しているようだ。

 

前回、訪問したのがコロナ前の2019年。4年ぶりか。

 

こちらは店主さんが高齢の事もあってコロナの間はうかがうのは遠慮していた。

 

店の中を覗いてみると、おおー以前と変わらぬ佇まい。

 

おばあちゃんはと探してみると、いらっしゃいました。

 

いつもの赤いバンダナ姿で元気に厨房で作業をしておられました。

 

てんぷらを注文すると、

 

「ちょうどてんぷらが今みんなでてしまったのよ。時間あるね?」

 

と言われるのでソバを食べながら天ぷらがあがるのを待つことにした。

 

天ぷらもサーターアンダギーも4年前と同じ価格。

 

「サーターアンダギーってさとう天ぷらって言う意味なんですか」と思わず聞いたのも懐かしい。

 

こうして店の中に座っていると、コロナ騒動が嘘のようだ。

 

ここだけ時間が止まっていたような気がする。

 

こちらでソバ食べるのは初めて。

 

天ぷら付。

 

三枚肉とは別に骨付きソーキがゴロンと乗っかっている。

 

先ずはこれにしゃぶりつこう。

 

あっさりとしたスープ。親戚の家で食ってるみたい。

 

 

イカとサカナと野菜とさとう天ぷら(サーターアンダギー)

 

これで500円。

 

今日はこいつで一杯やらせていただきます。

 


「ところでおばあちゃんいくつになったん?」と尋ねてみると。91歳になられたとか。

 

帰り際「またおいでよ~、きっとおいでよ~」と送り出してくれた。

 

またてんぷら買いに来ます。

 

いつまでもお元気で!

 

 


次のページ

2023.11.10

沖縄メシ

ブエノチキン普天間。祝創業48周年。