沖縄って「粉もの」すなわちお好み焼きだとか、たこ焼きのお店は少ないように思う。
鉄板焼き店のいちメニューとして存在しているような感じで関西や広島にあるような専門店は少ない。
少ないというか街中でもほとんど見かけない。
沖縄は粉ものを食べる文化は無いのであろうか。
先日、たまたま通りがかったYAITERUと言う店の店頭のメニューに広島風お好み焼きとあったので、つい入店してしまった。
私はお好み焼きは関西風よりも広島風のそばが入ったタイプが好きである。
広島風って言うと広島の人間は怒るけどね。
こちらのお好み焼きは「本格広島風お好み焼き」
福岡でもお好み焼きと言えば関西風で広島風は少数派。
関西人に言わせると広島風は「モダン焼きやろ」ってことになる。
沖縄で広島風お好み焼きが食えるとは嬉しいね。
海鮮、肉、ホルモン、野菜と何でもそろっている。
まだオープンして2年目位らしいが、カウンター席が少し開いているくらいでほぼ満席であった。
先ずはビールと冷やしトマト。
ホルモンもいってみよう。
ぷりぷりホルモンとキャベツに特製みそだれが絡み合ってビールが進む。
そしてメインは広島風お好み焼きで。
やっぱ、鉄板焼きやお好み焼きの楽しさは目の前で調理されていくとこであろう。
調理の過程を見ながらグビグビとビールのを飲むのはまさに至福のひと時。
たっぷりのキャベツ。
山盛りのキャベツが熱が加わることによってしなしなにり、甘みが増してゆく。
これだけキャベツ食うのであるからヘルシーこの上ない。
そしてソバ。カリッと焼いたそばが美味いんだよ。
そしてソバとキャベツが美しく合体。
パイルダーオン!
今回は牡蛎をトッピングしていただく。
広島といえば「牡蛎オコ」
以前生ガキをあたって、ひどい目にあった。あの腹痛の苦しさたるや。
ピーピー、ゲロゲロ上から下からとどまることを知らず。
何時間トイレに座ったままであったろうか。
それ以来カキは敬遠していたが広島で食った牡蛎のお好み焼きのうまさが忘れられず今では大好物になった。
しかしカキは体質的に合わないのだろうか何度食べても必ずお腹が痛くなる。
一緒に食べた友人達は全く影響がないので、これは自分だけの問題なのであろう。
「牡蛎おこ」完成。
牡蛎の濃厚な旨味とピリ辛のソースが合うんだよねー。
この日も後でお腹痛くなったんだが、症状は以前よりもひどくならない。免疫が出来てきたいるんだろうか。
牡蛎の食あたりなんぼのもんじゃい。
人間の食欲は病をも克服するのである。
沖縄で広島お好み焼きが食べられる希少な店。皆さんも是非一度。
那覇市久茂地2丁目24-17
営業時間
17:00~23:00
日曜日定休
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2023.10.20
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