「毎度おなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部でござぁす」いつものナレーションで始まるタモリ倶楽部。
先日40年余りの歴史を閉じた。
空耳アワーをはじめタモリ鉄道クラブなど数々の名物コーナーをいつも楽しみに観ていた。
いつか空耳アワーにネタを送れないかと思っていたがついにかなわなかった。
最終回はどんな放送をやるのか、これまでの総集編とか40年の歴史を振り返る、これまでのゲストが登場して座談会かなんかやるのかと思っていたら「タモリの料理」
なんでもタモリが紹介した料理法がネットで間違った形で伝わっており、それを訂正したかったとの事。
全国のタモリ倶楽部ファンも「え!今日それやる」と突っ込んだのではないでしょうか。
番組で紹介された料理は生姜焼きとピーマンの醬油煮。
というわけでなんか知らんが今日無性に生姜焼きが食いたくなったので、最終回で放送された「真のタモリ流レシピ」を参考にアグー豚を使った生姜焼きを作ってみたい。
あぐー豚を買ってきた。そんなに高くないね。
タモリポイント① 肉は出来るだけ値段の高いものを使え。
タモリポイント② 肉の両面に小麦粉をまぶす。
これは肉の旨味を逃さない為。
つけだれ。
生姜焼き用の豚肉6枚に対して。
しょう油 大さじ 3
みりん 大さじ 2
料理酒 大さじ 2
砂糖 小さじ 1
生姜を皮ごと30g
「まあだいたいこんなもん」(タモリ)
上記の分量に対して玉ネギ1個。
スライサーでおろす。
「ネットで玉ネギを事前に電子レンジでチンするとか書いてあるけど、オレそんな事、一言も行ってないから」(タモリ)
色々間違った情報が伝わっているので最後に訂正したかったらしい。
タモリポイント③
生姜焼きは玉ネギを美味しく食べる料理でもある。
フライパンで中火で焼く。
タモリポイント④
脂はひかない。肉の脂で十分。
肉が白くなったところでひっくり返し玉ネギを投入。
ここでタレを投入。
タモリポイント⑥ 肉を事前にタレに漬けない。
事前にタレに漬けると辛くなりすぎるから。
サッと炒める。あまり火を入れ過ぎないように。
完成!
先ずは玉ネギから。
焼き過ぎないのがポイントだな。シャキシャキして美味い。
美味いねー。白飯が進む。
豚の生姜焼きは色々なお店で食べたし好きだから自分でも作るけど、多分今までで食べた中で一番美味しいのではないか。
バランスが良いというかまとまりが良いというのか。あぐー豚の上質な脂と玉ネギの甘みがが絡み合い、そして生姜が食材を一つに引き締めていると食べていて感じた。
もちろんあぐー豚でなくても美味しくできるであろう。
タモリさんが言う生姜焼きは玉ネギを食べる料理だという意味が良く分かる。ホントに玉ネギが美味い。
次はもうちょっと玉ネギ多めでもいいかも。
豚の生姜焼きは自由度の高い料理だから、是非タモリレシピを参考に自分流の生姜焼きを作ってみてはいかがだろうか。
番組の最後にタモリさんが「40年間本当にありがとうございました。皆様方の支持のおかげでここまで来ることが出来ました。感謝してます」と挨拶。
これまたタモリ倶楽部らしいあっさりとした終わり方であった。
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2023.10.20
沖縄メシ
さぼらん亭でハッピーアワー。