明け方、喉の渇きで目が覚める。
またやってしまった。いい年をして、何度同じことを繰り返すのか。
昨夜、つい調子に乗って飲みすぎてしまったのである。
取りあえず熱いシャワーを浴びて、口中が気持ち悪いので歯を磨く。
胃はむかむかしているが何故か腹は減っている。
こんな時は味噌汁でも飲むに限ると、以前から気になっていた味噌汁屋さんに行ってみるこ
とにした。
朝6時からやってるらしい。
まだふらつく頭で、ぼちぼちと歩き出す。
現在朝の７時。まだそれほど出勤の車も多くない。
場所は樋川一丁目でホテルから歩いて１０分くらい。
この辺を歩くの初めてだが、昔ながらの沖縄っぽい家屋も残っていて風情のある街並みであ
る。
グーグルを頼りにやってきたがあの白い暖簾がそうであろう。
白地に「めぐろ」とだけ染め抜いている。
店内は若いスタッフが二人でやっているようである。
テイクアウトも出来るが店内でも食べることができるというので、店内で食べていくこと
にした。
朝のお品書きは
焼きおにぎりセット 750円
豆腐飯1000円
である。
単品でも注文可。
味噌は６種類から選べるようになっていて取りあえず少し甘みのあるマイルドなタイプにし
てもらった。
このコーヒードリッパーのような装置で先ず鰹節のだしを取るようである。
これだったら一人分の味噌汁を作るとき家でもできそうである。
今度やってみよう。
焼きおにぎりセット
店内のベンチに座っていただく。
なるほど、味噌を自分の好みで少しずつ溶かして飲むんだね。
先ずは味噌を溶かさずにかちゅーゆと呼ばれる鰹節で取った汁を飲んでみる。
できたての鰹節の一番だしを使っているわけであるからこれは美味い。
鰹節のよい香りが鼻をぬけ、ボケた頭が多少なりともシャキッとしてくるようだ。
さきほど出汁を取っていた鰹節もそのまま入っている。
味噌を少しずつ溶かしてみる。
塩味の強い沖縄っぽい味噌である。
どっかで飲んだ味だなーと思って味噌の種類を書いたプレートよく見ると那覇の玉那覇味噌製であった。
以前、泉崎にある「玉那覇味噌醤油」が経営しているお店に朝飯食いに行ったことを思い出した。
こちらが焼きおにぎり。
あまりカリカリと焼きすぎてないのが良い。
バター醤油が香ばしい。
結構お味噌は残した。
最近、塩分は控えめにしようと思っているが減塩みそって美味しくないんだよね。
このスタイルならその日の調子や気分で味噌の量を調整できるから家でもこの方法でいこうと思う。
気さくなスタッフさんでお味噌の事なんか色々教えてもらえた。
オッサンのしょうもないギャグにも笑ってくれた。ここは良い店である。
なんだかんだ食事を終わって店を出るころには気分もすっかり良くなっていた。
珈琲でも飲んでいくかと、近くにある農連プラザの中の「市場ｃafe」にやってきた。
こちらは主に市場で働く方が利用するお店で、朝の仕事が終わり一息つくとここでモーニングを食べたり
コーヒー飲んで帰っていくそうだ。
こちらも朝6時から開いてます。
コーヒー300円ってのが安いよね。
店のおかあさんと話していると、最近は観光客も朝飯食いに来るんだそうでこの時間あたりから
けっこう忙しくなるんだそうである。
早起きは三文の得。
良いお店も見つけたし少しウォーキングでもして帰ろう。
次のページ
2023.05.21
沖縄メシ
ジミーのビュッフェで腹はち切れる。