祗園の花見小路です。
平日の午前中とはいえ閑散としていますね。
芋の子あらうがごときだった観光客の大群はいません。
知人いわく「観光で商売してはる人は大変なんやろうけど、僕らにはこれくらいがちょうどええ」
久しぶりに京都に来て目に着くのがこんな看板。
観光客も増えて色々トラブルも多いんでしょうね。
観光客に来てもらうのはありがたいでしょうが地元民にとっては迷惑なことも多いでしょう。
祗園の都踊りで有名な歌舞練場の隣にあった弥生会館跡に帝国ホテルブランドの新ホテルが出来るんだとか。
京都は相変わらずのホテル建設ラッシュ。
私がカウントしただけですが市内だけでも2020年が22のホテルが新規オープン、2021年が40以
上、2022にも予定をふくめて14のホテルが新規オープンするようです。
こんなに作って大丈夫?と思うのですが、勝算があるのでしょうね。
歌舞練場も耐震工事中。
こちらは六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)
京都市東山区小松町にある臨済宗のお寺。通称「六道さん」
毎年8月7日~10日にお盆の精霊迎え「六道まいり」が行われることで有名です。
ほかにも小野篁が冥界に通ったと伝わる井戸で知られる。
このお堂の中に閻魔大王のの木彫が安置されおり、スキマから覗き見ることが出来る。
以前、隙間から閻魔様の像をカメラでバシャバシャ何枚も写したのですが、後で画像データを見
てみると前後に
撮影したお寺や神社はデータが残っていたのですが六道珍皇寺だけは写真がありませんでした。
単なるカメラの不調だったと思うのですが、何となく恐ろしくて今回はお堂だけ写しておりま
す。
あの世への入り口、六道の辻。
「六道」とは仏教の教義でいう地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の六種の冥界をい
い,人は因果応報により死後はこの六道を輪廻転生する。
この六道の分岐点で、いわゆるこの世とあの世の境の辻(接点)が古来より当寺の境内あたりで
あると言われ冥界への入り口であると信じられてきた。
ここがあの世とこの世の境目です。
昔は死人はこの寺の前に捨てられたんだそうです。
六道の辻に一軒の飴屋あり。
ある夜、髪を長くたらし、肩を落とした一人の女が飴を買いに来た。
おんなは三文置いて立ち去った。
あくる日主人が銭函を見ると昨晩女から貰った三文が木の葉に代わっていた。
その夜昨晩の女が現れ、やはり水飴を買っていった。
こうした日々が続いたため、主人が後をつけてみると墓場へと姿を消した。
そのことを寺の和尚に告げると10日ほど前に若い女を葬ったという。
その墓を確かめに行くと若い女の死骸の上で泣いている赤ん坊がいた。
おんなは赤ん坊の為に毎夜水飴を買いに出かけていたのだというのだ。
その後その赤ん坊は成人し高徳の僧侶になったとする伝承が伝わっている。
こういった伝承は日本各地に残っているようです、面白いですね。
落語では舞台が京都高台寺になっており、最後に幽霊が「子が大事(高台寺)」と言うオチになってます。
本日の本来の目的はこちら。珍皇寺さんから徒歩2分。
力餅さんで中華そばを食べることです。
しょう油ラーメンではありません。中華そばです。
関西ではおうどん屋さんで中華そばを提供しています。
しょう油ラーメンとどう違うのかと言われると、説明のしようが無いのですがとにかく中華そばです。
鶏ガラベースにうどんの出汁。
おうどんメインの大衆食堂。
北九州市民にありがたいのはうどん屋さんでおはぎが食べられることです。
昭和レトロなお店です。
いつもは中華そばと親子丼頼んでるんですが
今日はおはぎをいただきます。
あんこときな粉。
こちらが中華そば。
チャーシュー、メンマ、もやし、ネギ。至ってジンプル。
そりゃまあ昨今、いろんな美味しいラーメン屋さんありますから、どうってことない味なのかも
しれませんけどやっぱり、ほっとする味です。
先ずはスープを。
すっきりとしたキレのよい味。
麺はやわやわ。
チャーシューも分厚いのが2枚入っております。
で、合間におはぎをいただきます。
前に一度、東京の友人を北九州のうどん屋さんに連れて行ってうどんと共におはぎをごちそうしましたが
「気持ち悪い」と言われました。
お前ら東京の人間は二度と北九州に来るんじゃねえ!
炭水化物は美味いっすね。
今日は炭水化物・糖質祭りでした。ではまた。
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