漫画「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」は令和のちゅらさんである。その③


梅雨に戻ったかのような豪雨が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

先週の猛暑が嘘のような天気。

 

暑いのも困りますが、この雨も困りものだ。

さて漫画「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」第3巻が発売されました。

 

 


以前にも書きましたが、この漫画は沖縄方言を媒介にしながら沖縄庶民の素の生活が垣間見える事で沖縄入門にピッタリの本だと思っている。

 

今回も

 

カジフチ(台風)

 

やまとぐち(標準語)

 

ハブとマングース

 

バサナイ(バナナ)

 

チバリヨ―(がんばれー)

 

などのお話が展開していく。


この本を読みながら思ったのですが、意外と標準語だと思っていた言葉が方言だったり、全国共通だと思っていた行事や習慣がその地方独自のものだったり、結構大人になってから知ったような事柄も多い。


福岡で言うとこれがまさか方言だとは知らなかった単語に「りごう」がある。

 

漢字で書くと「離合」です。離合集散の「離合」。

 

使い方としては狭い道ですれ違うことが出来ない時に「狭い道なので車は離合できません」などと使う。

 

九州、四国、中国の一部ではこれで通じるそうですが、関東では使わないんだ。

 

関東では「すれ違う」、「行き違う」なんだそうだ。

 

道路の看板にも堂々と「この先道路、離合不可」とか普通に書いてある。

 

沖縄はどうなんでしょうね? 今度きいてみよ。

 


それと私も40歳すぎて知ったのだが、福岡には「三社参り」という慣習がある

 

福岡では正月の初もうでとして神社を三か所巡るのだが、これは福岡を中心に九州、中国地方の一部の地域だけでで見みられる習慣だそうだ。

 

これを初めて知った時、長崎県出身の知人に「三社参りって九州だけの風習らしいよ」と

 

トリビア的に話したら、「それ福岡だけの風習ですから。長崎も行かないっすよー。」と言われ二度びっくりした経験がある。

 

しかしながら福岡県民としては正月に三社参りをしない事には正月を迎えた気がしない。

 

今年の年末年始は、沖縄で過ごしたのだが、新年はしっかり沖宮さん、波上宮さん、普天間宮さんにお参りさせていただいた。

三社参りバスツアーなんてのもありますので。やはり福岡県民としては三社参りしない事には落ち付かないのである。

 

 

来年は琉球八社を巡ってみたい。

 

そして、てーるー、夏菜、ひなの恋の行方も気になりますね、楽しみである。

 

ではまた。

 


次のページ

2021.07.28

沖縄小ネタ集

ひとり沖縄フェア。


関連記事


2021.06.07

沖縄あれこれコラム

漫画「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」は令和のちゅらさんである。


2021.05.21

沖縄あれこれコラム

漫画「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」は沖縄入門書としても楽しめる。