沖縄の皆様に福岡のうどんを食べていただきたい、第2回。
今回は福岡博多地区へ。
とにかくうどん屋さんはいっぱいあります。
その中でも有名店をいくつか紹介したいと思います。
お馴染み、かろのうろん。
創業は明治15年と言われております。
なんでもタモリさんや今は亡き小松政夫さんの御贔屓のお店らしいです。
以前は地元民が利用する知る人ぞ知る店でしたが、最近のSNSなどですっかり有名店になりました。
川端商店街の端っこ、キャナルシティーの近くです。
角にあるうどん屋だから「かろのうろん」
昔ながらの外観。
私が博多で仕事をしてた十数年前は開いてるか開いてないか分かんないような店で、週に3日くらいしか開い
てませんでした。開いてればラッキーみたいな感じでした。
以前昼時に前を通りかかったら開いてたので入店したら、誰もいませんでした。15分程店内に居ましたが、
呼べど叫べど誰も出てきませんでした。後から入ってきたオッサンと二人しばらく顔を見合わせていました
が仕方なく退店しました。
今はたぶんここ経営者が変わったか、代が変わったと思います。
店では店員さんがキビキビ働いてました。
麺はやや縮れた感じのもっちり麺。汁はきりっとした濃い口。ごぼ天か、まる天がおすすめ。
博多にお越しの節は是非どうぞ。
尚、店内写真撮影はNGです。
続きましては、牧のうどん。
本店は糸島市加布里。主に福岡地区に10数店舗展開しております。
各店舗で製麺し、ゆでたて麺を提供しています。
このお店の特徴は何といっても麺。一応、軟(やわ)めん、中めん、堅(かた)めんとありますが注文するのは皆さん軟めん。
今日はきつねうどんと炊き込みご飯。
入れ放題のネギをどさっと入れます。
うどんのお供は炊き込みご飯。
沖縄そばとジューシーの関係でしょうか。
今日は糖質祭り。
そしてヤカンが一緒に運ばれてきます。
運ばれてきた時点で麺は汁をたっぷり吸いこんでドボドボ。
麺はモチモチを遥かに通り越してもはや餅。
いいかげん汁が無くなったところで、ヤカンから追い汁。
これが美味いのですよ。
福岡でもうどん屋さん沢山ありますけど、こんなことするのここだけじゃないでしょうか。
ごちそう様。今日も美味しくいただきました。
最後は宗像市にあります、英ちゃんうどん。
家の近くなのでしょっちゅう通っております。
宗像市は北九州市と福岡市の中間にあります。
そのせいか英ちゃんうどんの味も北九州と福岡の中間ですかね。宗像市民こころの味。
いつの間にかこんな洒落た看板出来てました。
余り店舗を拡大する気もないようで、宗像に店舗が2軒です。
店内の様子。
ごぼ天うどんを注文。
こちらはネギと天かす入れ放題。
最近、福岡のうどん界は変わり種のうどんが沢山ありますが、やはり福岡でうどん屋さんの
美味いまずいは丸天か、ごぼ天を食べればよく分かると思います。
まる天、ごぼう天って言いましたけど、福岡のテンプラはさつま揚げの事です。
沖縄のかまぼこ「チキアギ」ですね。さつま揚げの事をつけ揚げとも言いますが、
つけ揚げのルーツは実は沖縄の「チキアゲ」だとか。それが福岡に来るとテンプラになります。
なかなかややこしい。
牧のうどん程モチモチではありませんが、結構太めん。
うどんを食べ終わって再びネギを投入。
ネギスープにして再度味わいます。
本日もごちそうさまでした。
福岡にはまだまだ美味しいうどん屋さんが沢山あります。
またこれからもご紹介したいと思います。
ではまた。
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