先日発表されました、「都道府県生活満足度ランキング」で沖縄が第一位に選ばれました。
(調査を行ったのはブランド総合研究所。2020年6月にインターネットで1万6千人にアンケート)
なんと前年25位から大きくランクアップ。
ベスト10は
1位 沖縄
2位 福岡
3位 香川
4位 石川
5位 鳥取
6位 北海道
7位 三重
8位 兵庫
9位 富山
10位 熊本
以下
・
14位 京都
・
20位 東京
・
・
43位 福島
44位 長崎
45位 新潟
46位 青森
47位 秋田
となっております。
(福岡が2位というのも福岡県民にとってはうれしいことです。福岡良い街ですから!)
沖縄県民の18.8%が「とても満足」、「おおむね満足」が49.6%となっており、沖縄県民の満足度は非常に
高いものになっています。
満足度の点数は前年から5.7%もアップ。
理由として挙げられるのが観光客が減少したことによる「交通渋滞・混雑」の軽減。
県民のこれらに対する不満が軽減されたことも一つの要因のようです。
確かに特に那覇市内の朝夕の交通渋滞は県民もうんざりであろうというのは理解できます。
沖縄は鉄道がモノレールしか有りませんので観光客の移動はレンタカーが主です。
普段はあまり車に乗っていない観光客が乗る場合も多く、不慣れな運転で事故等が多いのも確かです。
タクシーの運転手さんも「わ」と「れ」を見つけたら特に注意深く運転するとの事。
レンタカーの台数は沖縄は34300台(平成31年国土交通省調べ)。
ちなみに東京のレンタカー台数は34000台、北海道は27000台です。
タクシーの台数が約3500台(同じく平成31年国土交通省調べ)ですのでいかにレンタカーの台数が多いか分
かります。
皮肉なことにコロナで観光客が減少、それによるレンタカー需要の減退により、交通j渋滞や、事故が減った
ことによる県民の生活満足感が高まったという事なのでしょうか。
都道府県魅力度ランキング2020でも、沖縄は北海道、京都に次ぎ第3位にランクされております。
都道府県魅力度ランキング(ブランド総合研究所調べ)
1位 北海道
2位 京都
3位 沖縄
4位 東京
5位 神奈川
6位 大阪
7位 奈良
8位 長野
9位 福岡
10位 石川
生活満足度も高く、都市としての魅力も高い沖縄にあと足りないものと言えばやはり、「良質な雇用、賃
金」ということになるのでしょうか。
沖縄での生活満足度を下げる一番の要因は「低収入・低賃金」でした。
「低収入・低賃金」に悩む人が都道府県別では沖縄が1位でした。
これらに悩む県民の割合は前年の38.9%から48.3%と大きく上昇しております。
全国平均の35.1%に比べてもやはり多い。
コロナによる観光事業への打撃は予想以上に大きかったようです。
しかしながら「低収入・低賃金」に悩みながらも生活満足度が高いまさに稀有な県であると言えます。
地域の特性なのか、はたまた県民気質なのか。
将来「低収入・低賃金」の問題が解決されたなら、日本で一番魅力的で住みやすい場所になるわけです。
私は沖縄という場所(世界)は沖縄県民が考えている以上にポテンシャルを秘めていると思います。
その魅力をまだまだ発信できていないと思います。
しかしまあ、今はコロナが終息しない事には何を言ってもしょうがないのですかね。
とにかく、一日も早くのんびり沖縄観光に行ける日が来ることを願っております。
ではまた。