
沖縄酒蔵巡り、本日は恩納酒造所にやって来ました。
沖縄の代表的な観光地として有名な万座毛にほど近い、恩納村にあります。
1949年に村民有志で資本を募り小さな酒造所から始まりました。
恩納村唯一の酒蔵で、その名を冠した「萬座」は万人に愛されることを願って名付けられたそうです。

見学は月曜~金曜は9:00~16:30 土曜は9:00~12:00 日曜祭日はお休み。
見学は要事前予約ですが、その日の朝に連絡したら、午後から受け入れてもらえました。
一人からでもOKです。
一人旅にはありがたいです。

早速、中へ。
お馴染みのタイ米がドカッと積まれています。

こちらでは、この麹菌を使っているようです。

2階に上がります。製麹の作業。

もろみの状態ですね。

発酵の段階で甘いバナナの香りがしてきます。

この樽では結構強いアルコールの香りがします。

そしていよいよ、蒸留窯へ。発酵を終えたもろみを蒸留します。
蒸留することでアルコールが濃縮され、芳醇な香りの泡盛が出来上がります。

2階の蒸留窯から蒸留された泡盛の原酒がパイプを通って1階の地下タンクに移されます。

そしてこちらのタンクでじっくりと熟成されます。
生産量の半分以上が恩納村内で消費されるため那覇あたりでも置いてあるお店は少ないんだそうです。
2019年10月に工場見学した時に作られていた泡盛がいつ出荷されるのかは分かりませんが、
何処かで出会えるのを楽しみにしたいと思います。

もちろん試飲も出来るのですが、毎度のことながら車で来ているのでそれが出来ません。

今回はこちら、恩納村限定販売、萬座40度10年古酒を買って帰ることにしました。
これも10年寝かせとこうと思います。
(資)恩納酒造所
沖縄県恩納村字恩納2690
098-966-8105
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