
本日は名護市にあります、津嘉山酒造所にやってまいりました。
大正13年、名水の地として知られる国頭郡名護町(現名護市)に創業。
酒蔵兼住居は現存する赤瓦葺の屋根を有する建物としては沖縄で唯一戦前の姿を今に残しています。
主なブランドは國華(こっか)。
国頭の華という意を込めて命名されたそうです。


玄関からしてシブい建物ですよね。
工場見学の予約をお願いしたところ、「特に予約の時間は決めてないので、そちらの都合でふらっと来
て。」と言われましたので、ホントにふらっと行きました。

現在お二人で泡盛造りをされているそうです。




重要文化財に指定されている建物です。
10年の月日をかけ2018年6月に改修が終わったそうです。

極力もとの部材を残して修復されています。

戦前の沖縄の建物の造りが良く分かりますね。
葦簀の上に直接、屋根瓦を載せているそうです。

沖縄の民家では珍しい日本庭園。戦前のものがそのまま残されているそうです。

裏側は住居になっています。

こちらの木々も戦前からのものだとか。

日本風の床の間もあります。
和洋折衷ならぬ和沖折衷ですねぇ。

戦後、米軍に接収されていた当時の名残です。
パン工場として使われていたとか。
見学時間は酒造場から裏の住居部分を含めて30分程です。
名護の泡盛造りの歴史から建物の変遷まで、楽しい時間を過ごすことが出来ました。


もちろん試飲もできます。
残念ながら今回も車なので工場直売の泡盛を買って帰ることにしました。

國華43度。これは10年くらい寝かそうと思っています。😊

六諭(りくゆ)43度。この工場でしか手に入らないということで買ってきました。

他にも沖縄高専の学生が造った「香仙」というお酒もあります。
建物だけでも一見の価値あり!
名護にお越しの節はぜひ。
津嘉山酒造所
〒905-0017名護市大中1-14-6
TEL0980-52-2070
工場見学 ふらっと行ってみてください。(午後からが良いと思います)
関連記事