沖縄離島巡り「黒島の西の浜には亀が交尾している(ように見える)岩がある」


さて本日は黒島に渡りたいと思います。

 

石垣離島ターミナルから高速船で約30分程。


竹富島や小浜島に行くのに比べて船も小さいし、ちょっと寂しい感じですね。

料金等はこちらを。


黒島は沖縄県八重山郡竹富町に属する島です。

 

サンゴが隆起してできた平坦な島で牧草地が広がっています。

 

牧畜が盛んで人口約200人に対して肉牛が3000頭近くいるらしいです。

 

この島にもやはりサキシマハブが生息するらしく、ウィキによりますと2014年に一人かまれたそうです

 

ヒィィ~。

 

まっちゃんおばあ~のレンタサイクル屋でバイクを借ります。

 

借りた時間を大幅に超過したんですが、追加料金は「いいよ~、いいよ~。またおいで」と言われ請求されませんでした。

 

まっちゃんおばあ~、「ありがとう。」😃



猫、自由過ぎ、ぐいぐい来ます。

どこまでも続くまっすぐな道と平坦な牧草地。遠くに見える黒い点は牛ですかね。

 

これだけ見ると北海道に居るみたいですけど沖縄ですよ~。


目的地は黒島研究所。

 

今回、訪問した理由はこちらで飼育されているウミガメを見るためです。

 

正式名称は「特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会付属黒島研究所」。

 

なんとなく厳めしい名称ですが、ウミガメ類の様々な研究、調査を行っているところで特に西の浜での産

 

卵調査は40年近く継続されております。

 

またウミガメの標識放流を行うなど、海域生態の調査を実施しています。

 

学芸員さん達もとってもフレンドリーでこちらのおバカな質問にも丁寧に答えてくださいます。

 

「ウミガメの卵を飲むと精力がつくのか」・・・「つきません」

施設は資料展示室と生物飼育室に分かれています。

先ずは生物飼育室へ。

出ましたサキシマハブ!

 

ハブを初めて見ましたが思っていたよりも小っちゃいですね。

 

沖縄本島のハブと比べると小型で毒も少ないそうです。

 

近年は住みかとなる石垣や岩場が無くなり、見かけることも少なくなっているようです。

 

しかしこちらをにらむ三角形の頭からは、只者ではない感が溢れています。

 

こちらも初めて見ましたヤシガニ。でかいですね。

 

陸上では最大の甲殻類とか。

そしていよいよ、奥にいるのは。

いましたウミガメ!

沖縄でよくみられるウミガメはアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの3種類です。

 

こちらでは3種類全てを見ることが出来ます。

 

いや~可愛いですね~。

 

生まれて何か月くらいなんでしょうか。




元気いっぱい泳ぎ回ってます、というか暴れまわってますね。

 

水槽から今にも飛び出さんばかりです。

目が会ってしまいました。😍

 

これほど間近でじっくりと観察出来たのは初めてなので興奮しますね。

屋外にも展示施設がありまして、こちらではサメが泳いでいます。

次は資料展示室へ。



展示室ではウミガメのはく製やイルカの骨格標本などもあります。

 

さらに約1000点のサンゴの標本があり国内屈指の規模だそうです。

種子島から打ち上げられ、黒島に流れ着いたH2Aロケットのフェアリング部分などという変化球もござい

 

ますので是非ご覧ください。

最近はどこの施設でもオリジナルのガチャが有って楽しいですね。

「なぜガチャを回すのか。そこにガチャがあるから。」

「マニア垂ぜん品々」!

 

回さずにはおれませんね。

 

なにが出ますでしょうか。

ハンドタオルが出ました。

 

一番実用的なやつですね。

 

しかも安心の今治産。

 

フジツボ出たらどうしようかと思っていたので正直嬉しいです。

最後に西の浜に立ち寄りました。

この岩、カメが交尾しているように見えるんですが。

 

「カメの交尾岩」と命名したいと思います。

本当にキレイでゴミ一つ落ちていません。

 

大切に管理されているんだろうな、というのが分かります。

 

ここならウミガメも安心して卵を産めそうですね。

黒島研究所 

〒907-1311

沖縄県八重山郡竹富町字黒島136

TEL・FAX0980-85-4341

Mail: kuroshima@umigame.org

 

開館時間 午前9時~午後6時(10月から3月午後5時)

年中無休

入館料 500円

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